人脈なきことは哀しい

似たような境遇の人がいた

このBlogの筆者は工学部の卒業でありながら、法曹を目指そうとしている人です。
そういう意味では、私とよく似ています。
また、人脈のなさも私と似ていて笑えません。
確かに、大学以降だと各専門分野に分かれてしまい、その専門分野の人しか周りにいなくなる状況になってしまうので、異分野進出において助けになるような人はいないでしょう。
そこで、様々な人材のいそうな高校時代の同級生を頼ろうとしますが、筆者は高校の友人が殆どいないという状況な上、高校の同級生自体、法曹を目指そうとしている或いは成った人が殆どいないという状況でした。
哀しいもので、私もここまである種似たような状況になっています。

筆者は独学なのだろうか?

筆者の場合、法学教育を「未知の世界」としていることから、殆ど独学で勉強しているように思われます。
私は今、伊藤塾のインターネット講座で勉強しているのですが、法学教育或いは法曹が「未知の世界」のようには感じていません*1
人脈のなさは似ているのですが、こうした司法試験受験予備校を利用しているのとしていないのとでは*2、目指すべき法曹の将来像が見えてくるか否かが違うのかもしれません。

合格後を考える

筆者は法科大学院入試でパーソナル・ステートメントの所で躓いたとしていますが、私はなりたい法曹像がある程度決まっているので*3、文章構成の所さえクリアすれば、パーソナル・ステートメントは問題ないように思えています。
筆者に限らず、パーソナル・ステートメントで苦しんでいる法科大学院受験生が多く見られますが、司法試験に合格したら、何になりたいのかを常に考えるようにすれば、何てことのないことだと私は考えています。
因みに、私の場合、取り敢えず弁護士になるということで*4、司法試験合格後の将来を挙げれば、

  • 以前、証券アナリストの勉強をしていたので、主に経済関係の事案を扱いたい
  • 起業家志望だったこともあり、会社設立支援や企業法務に携わりたい
  • メインは企業法務だが、私が過去いじめを受けた経験から、教育現場での人権問題*5にも取り組みたい

となります。
私は法科大学院入試は再来年の予定なので、今すぐにパーソナル・ステートメントを書く必要がないのですが*6、少なくとも、ネタで詰まらないように、今からでもしっかり考えておくことが肝要でしょう。

*1:私は法曹の知人・親戚がいる訳でもないのに関わらず、弁護士や検察官や裁判官には何故か馴染みがある

*2:伊藤塾では「明日の法律家講座」や講義中にも実務の世界の紹介をしたりしている

*3:ストレートに弁護士になるのか、検察官としての経験を積んでからの弁護士になるのかで若干違いがあるが

*4:実は、検察官にもなりたいとも考えているが、今回は割愛

*5:いじめ等

*6:そういう意味では気楽である