鈴鹿でのアロンソから学ぶ

本日、F1日本GPがありました

F1の結果及び所感については、別のBlogの管轄ですので、純粋にレースについての話題はそちらをご覧下さい。

絶対無理だと思っても諦めない

ここ最近、アロンソ*1は調子が悪い状態で、スタートグリッドが5番だったこともあり、今回のF1日本GPでも優勝できないと思っていたようです*2
しかし、レース終盤で、ずっとトップを走り続けたミハイル・シューマッハのマシンのエンジントラブルが発生し、その影響で、アロンソが一気にトップに出て、見事に優勝しました。
レースもそうですが、人生に於いてこのような逆転劇は珍しくありません。

法科大学院制度のお陰で従来の司法試験が変貌した

話は変わって、私が今チャレンジしている司法試験/法科大学院の話題になりますが、今年からいよいよ新司法試験が始まり、昨日、伊藤塾の説明会に行きました*3
私がその説明会に足を運んだのは、新司法試験の話を聞くためでしたが、前半の合格者*4による講演会以外は、9月7日の説明会とほぼ同じ内容でした。
9月7日の説明会でも聞いた内容なのですが、法科大学院-新司法試験のコースができたことにより、従来からの司法試験の合格者数の枠が年々狭まるようです。
従来からの司法試験というと実力者が滞留しやすいイメージがあるのですが、その実力者が法科大学院-新司法試験に流れたり、或いは、志願者数減・合格者枠増という状況において、合格してしまうということもあり、受験者層が変貌しました*5
合格者枠が縮小するからといって構えず、基本をしっかりやれば必ず合格するもののようです。
私も、今は体系マスターの段階ですが、しっかりと基礎を固めて、取り敢ず、来年の択一合格に届く実力は身につけたいです。

新司法試験でも基礎が大事と合格者は口を揃えていう

伊藤塾の説明会でも使われている司法試験/法科大学院の合格体験記を暇なとき読んでいますが、どの合格者も基礎マスターの大切さを説いています。
また、昨日の説明会に来た人を含む、新司法試験の合格者も同様のことを言っています。
確かに、新司法試験では今までの六法に加え、行政法と選択科目*6が追加されたり、問題文が長くなったり、試験時間が長くなったりしているのですが、問われる知識の面では、行政法と選択科目の分が増えただけに過ぎず、やはり、基礎を固めるのが重要なのは変わりません。
また、法科大学院では未修者コースでも法律の基礎をきちんと教えて貰うことができていないので、法科大学院入試の段階で、上三法*7を中心に基本的な法知識を持たなくてはいけません。
つまり、法曹になるには、基礎知識をしっかりすることと、法科大学院入試前から法律についての基礎知識をしっかり持たなくてはいけないということです。
後は、本番でどれだけ、頭を働かせて、問題を解くかに掛かっています。
最近は調子悪かったアロンソですが、元々の実力があったからこそ、優勝できたのですから。

*1:余談ですが、私はアロンソ及びルノーチームは嫌いです

*2:2位に甘んじようと思っていたようです

*3:どちらかというと、既存の塾生より、受講を検討している人向けの説明会でした

*4:この人だが、イニシャルが名前に一致していない

*5:以前取り上げた米谷氏も問題発言の形を以て、同様のことを指摘していた

*6:労働法など

*7:憲法民法、刑法