轟轟戦隊ボウケンジャー Task12
ダークシャドウの回は正統派の展開
サボっていた回がダークシャドウの登場する回ばかりだったので、今回が初となるのだが、今日のを見る限り、ダークシャドウの回は、今までの戦隊シリーズのシナリオ展開の定石を踏んでいる。
何しろ、ジャリュウ一族の回など、いきなり巨大ロボ戦に持ち込まれたり*1、敵怪人が登場せず、敵幹部と直接対決したりと、正統派ではない展開が目立ったからである。
ダークシャドウの怪人ダークシャドウが戦隊シリーズにおいて正統派の敵組織である。
人数こそ少ないが、首領*2と実力派の幹部*3や前線に出るような女性幹部*4が全て揃っている。
また、何かをモチーフにし、ネーミングに一定のパターンがある敵怪人*5もまた、過去の戦隊シリーズにおいて正統なものである。
そういう意味において、型破りな要素の多いゴードムやジャリュウ一族とは一線を画している。
ただ、ダークシャドウには自前の戦闘員がいないのが唯一の違いだろう。
同じ「シャドウ」のつくZECTのシャドウのように多人数で責め立てるような戦闘は元々してきていなかったのだろう。
今回はゴードムからカースを借りてきたが。
序でに、ダークシャドウは同じ忍者モチーフの敵組織「ジャカンジャ」に近い雰囲気である。
「ジャマンガ」ではないので注意しよう。
ハーメルンの笛は2つ揃って完全調和(パーフェクト・ハーモニー)
ZECTのシャドウといえば、完全調和(パーフェクト・ハーモニー)とか言っていた人がいたが、今回のプレシャスは音に関するものである。
最初にボウケンジャーが確保した方の笛と、ダークシャドウが奪った笛は全く正反対の効果がある。
ダークシャドウが奪った方は子供達を操るタイプであるが、ボウケンジャーが確保した方はその子供達を解放するタイプである。