けものみち 第六巻

久しぶりに全部見れた

前回、前々回とも、後半の30分しか見れなかった状況だったが、今回は久しぶりに全部見れた。

民子の挫折

小滝という後ろ盾を失い、嘗て恥をかかせた紗和子にも袖にされ、ベルコッティとの提携はパー。
今まで、どんどん頂点に上り、どんどん有頂天になった民子だったが、やがて来る翳りを予測する展開となった。

やっぱ交通課へ異動だよ

民子の起こした放火事件を追えば鬼頭洪太の悪事にぶつかると上司に打ち明けた久恒刑事だが、その結果が、交通課への移動だ。
現実でもよくある話っぽく、余りに分かりやすい展開だ。
踊る大捜査線」の室井慎次のような人はなかなかいないようだ。
もう、余命幾ばくもないことをよく知っているが故、半ば自棄になっているから、警察を辞めてでも死ぬまで執念を燃やし続けるだろうな。
果たして、久恒の執念は実るのか?

毒を盛られたフィクサー

今回の鬼頭は今までに比べて情けない。
特に、朝起きて米子の名を連呼して叫んでいたら、単なる病み上がりの老人でしかない。
屋敷に住み込みで働いている人達も唖然呆然立ち尽くしていたし。
更には、毒を盛られてしまうし。
でも、死ぬような毒ではなかったらしいが。
とはいえ、こちらも死が近いのだろうか。
民子の「成功」を支えてきたあらゆるものがどんどん崩れ去る展開になりそうだ。