轟轟戦隊ボウケンジャー Task 1

スーパー戦隊30周年記念

名前がアバレンジャーの次に格好悪いものの、シナリオは明快になりそうだ。

初回から巨大ロボ登場

等身での合体技とかはどうも存在しないらしく、実質的な「怪人」はあらゆるネガティブシンジケートが使う巨大ロボの類のようだ。
今回は神殿からトランスフォーム(?)した巨神ゴードムだが。

変身シーンは今回はレッドのみ

いきなり、変身した後の状態で海底探検していたりして、変身シーンがあったのは、レッドのみ。
ここ最近は、レッドがルーキーというような設定が多かったが*1、今回のルーキーはブラックとイエローである。
リーダータイプのレッドはオーレンジャー以来らしい。
カーレンジャーからゴーゴーファイブ辺りは見ていないから全然分からないが、少なくともガオレンジャー以降、レッドがルーキーっぽい設定が目立った。

ゴードム文明の秘宝集めがシナリオの鍵となるようだ

初回の敵はゴードム文明の末裔ガジャとその手下だったが、ゴードムの秘宝はこれだけではないというような台詞を考えると、ガジャは今後、あらゆるネガティブシンジケートを渡り歩くのではないのかと思われる。
そして、シナリオは、ゴードム文明の秘宝を巡って、ボウケンジャーとガジャと手を組んだあらゆるネガティブシンジケートとの戦いとなるのだろう。

悪役風味のブラック

レッド(明石暁)をライバル視するブラック(伊能真墨)だが、元々泥棒紛いのことをしていたらしい。
怪盗ルパンのような奴のようだ。
嘗て関わっていた仲間がネガティブシンジケートにいたりするような展開が見込まれそうだ。
それにしても、ブルー(最上蒼太)は影が薄い。
主役の回がどんなものになるのかよく分からない。
イエロー(間宮菜月)はZECT並みに無駄に謎が多すぎる。
変な超能力とか持っていそうで、外見デカピンクで能力デカイエローの変なキャラになりそうだ。
ピンク(西堀さくら)は演じている役者の方がインパクトが強い。
末永遥って「ムコ殿」に出ていたっけ。

SHOTにZECT、そしてサージェス財団

一番の謎はボウケンジャーのバックにいるサージェス財団だ。
これが仮面ライダーシリーズとかだと、「敵」にもなったりするのだが、戦隊モノだと仮面ライダーシリーズに比べて対象年齢が低く設定されているから、そういう「正義」が「悪」に寝返るような展開はないだろう。
それにしても、今年の特撮のバックにいる組織は全容の知られていない謎の組織みたく描かれている。
リュウケンドーのSHOT然り、仮面ライダーカブトZECT然り。
尤も、SHOTは一般庶民に魔物専門の警察として知られてしまっているようだが。
色々な意味で冒険をする今年の特撮の象徴とも言える作品になりそうだ。

*1:マジレンジャーの場合は末っ子だが