去っていく人たち…

篠塚建次郎、引退す

パリ・ダカールラリーで有名な篠塚建次郎氏が12月31日スタートの2006ダカールラリーを最後に現役を引退すると発表した。
篠塚氏はWRCでも優勝経験のあるベテランドライバーで、奴田原文雄氏よりも年上の57歳である。
篠塚氏は元々、三菱自動車にいたのだが、今回のパリ・ダカでは日産のワークスチームとして出場する予定。

ビーフに続いて

2003年にドクターストップがかかってラリーを欠場している、リチャード・バーンズ氏が脳腫瘍で亡くなった。
享年34歳である。
バーンズ氏は、スバルから始め、三菱に移籍後から才能を開き、再びスバルに戻って勝利を重ねてきた。
最後にはプジョーに移籍したものの、グロンホルムの後塵を拝してばかりで活躍ができていなかった。
今年は「ビーフ」という愛称で親しまれたマイケル・パーク氏がラリーGBの事故で亡くなっている年でもあり、悲しみも一塩である。
あの世でビーフと組んでラリーをしているのだろうか。
ご冥福を祈ります。