詰まらないと言った地元の政治家のホームページを見て

まずは実家の地元から

自民党:K氏

大臣経験のあるベテラン政治家なのだが、ホームページのトップページにでかでかと

郵政民営化に「賛成」

と書かれている。
こんなんだから、今の地元の隣の選挙区の小林氏みたいに「刺客」が放たれることなど無い平和な選挙区となったのである。
そのK氏であるが、ベテランという割にはかなり若々しく見える。
ヤフーでブログも開設しているようだ。
年をとっても進取の気鋭があるのが素晴らしい。

民主党:T氏

前回の総選挙で小選挙区で当選した人である。*1
民主党らしい若手の政治家である。
こちらのトップページはホリエモンの出馬を軽く腐したものとなっている。
「頭の良い人は政治家などやらない」というホリエモンの一種傲岸不遜な発言はどうなんだという批判である。
公式サイトで堀江氏を「ホリエモン」と表記している辺り、若手らしい。

共産党:H氏

ホームページがないので略。

現住所の地元

自民党:S氏

お隣の選挙区じゃ、小林興起VS小池百合子で話題になって熱いが、こちらは非常に涼やかである。
実家の地元の人に比べて、郵政民営化などに関する記述が見あたらない。
尚、「ブログ」では、お隣の選挙区のような自民対自民の過熱報道ぶりに苦言を呈している。
確かに、真の争点が何であるかは見失ってはいけない。

民主党:K氏

何となく民主党岡田代表にそっくりな人である。
顔も似てれば政策も似てくるのだろうか?
それはさておき、私が郵政民営化よりも重大と考えている教育問題に関して述べているが、私のイメージでは民主党自民党以上に「小さな政府」を目指している政党と思っていたのだが、少し違うような気がする。
というのも、教員を国家公務員職とするという考えだからだ。
この人の教育政策には大筋では賛成だが、「小さな政府」とするのなら、やはり教員は地方公務員職で良いのではなかろうか。
今、日本が抱える問題点の一つに「中央への集中」という問題があるのだが、これの解消のため、官から民へと中央から地方への権限委譲を推し進める必要がある。
それを考えるとやはり、教育も一極集中ではなく、地方独自で創意工夫するのが望ましいと思う。
但し、中央政府は地方で教育政策を進める上でのガイドラインくらいは定めなくてはならないが。
その他の政策についても述べられているが、経済政策の所得減税・消費税率維持など、私の考えに合致しているものが多い。
私は基本的に自民党支持者だが、また民主党へ投票しそうだ(笑)

共産党:M氏

共産党の人は個人でホームページを持っている人が非常に少ない。
野党として一定の評価があるが、自民党以上に進取の気鋭がない固陋な考えの人が多いせいもあるかもしれない。
このM氏はその共産党の人の中でホームページを持っている数少ない人の一人である。
政策はせいぜい30人学級ぐらいしか支持できるものがない。
共産党の政策は時代のニーズにあったものではないという印象がある。
例えば「サービス残業」とかは殆どが日本人の短所として挙げられる所謂横並び主義という考えが原因となっているのであって、制度の問題ではない。
そういうことを考えると、日本人に求められているのは今までの陋習を打ち破ることにあると思う。
共産党はそれらを全て制度のせいにしているのが、時代のニーズが読めていないと感じる理由の一つである。
それと「若者・フリーターに働きがいのある仕事」って具体的に何だろうか?
情報が氾濫する世の中、個人の価値観はてんでバラバラとなっており、何が「生き甲斐」なのかが一意に定められなくなっている。
こうした時代背景を酌んだ上でなら問題ないが、「働きがい」が何であるかを具体的に示せないとこの公約は実現不可能となってしまう。
何しろ、今の時代、リストラなどで不本意に職を失った人より、自ら選んで職に就かない人が多いからである。

具体的に名前やホームページを出してしまうと、私の実家と現住所が大体何処なのか分かるので、伏せておく形にしておきました。
ただ、実際に見たホームページの内容から批評しているので、大体の見当が付いてしまうかもしれませんが…。

*1:前述のK氏は比例代表で当選