livedoor is ON THE EDGE!

tomockyです。

表題は、ライブドアの前社名(オン・ザ・エッヂ)と「崖っぷちに立たされている」という意味を掛けたものです。

当blogで、堀江社長に対し批判的なコメントを書いているうち、トラックバックの客層が変わりました(笑)

それはどうでも良いのですが。

さて、ライブドアは先日の司法判断で一応の勝利を収めました。
社長日記」のコメントを見ても、一部批判的なものもありますが、大半が堀江社長喝采するものでした。

全く、ギャラリーは当事者やその関係者の事情も知らずに呑気なものです。
そんなにホリエモンのことが好きなら、ライブドア社員になるか、株主になって下さい。
恐らく、考え方が変わるでしょう。

私は、昨年夏の株式分割まで株を有してた株主でした。
うちにも「リンドウズ」とかが届いていましたし。
尤も、株は利殖目的だったのですが、取引を何回かやっているうちに会社の方にも興味を持ち、ここのサービスを利用するまでになりました。

さて、バッファローズ買収に関しては、近鉄が「うちの球団の引き取り手がないからオリックスに引き取らせた」という旨の発言をしていた後、ライブドア他からの買収依頼を断っていたことが発覚していた経緯もあり、近鉄がかなり叩かれていました。
その時のプロ野球のオーナー達の横柄な態度も相俟って、プロ野球における問題に一石を投じました。
その時の堀江社長は紛うことなきヒーローでした。

しかし、今回の件ではどうでしょう。
ニッポン放送の買収を巡っては、「寝耳に水」のフジテレビが動転し、後手の対策に出たものの、近鉄のような明確な背信行為はありませんでした。
強いて挙げれば、「平成教育2005予備校」の放送中止と出演拒否ぐらいでしょう。
これは、以前にも書いたとおり、喧嘩を売った相手に対し筋を通しています。

政治家や経済人は、一部を除き、ライブドアの行動に一定の理解を示すものの、フジテレビへの批判は危機意識のなさのみに留まっています。
ギャラリーのようなフジテレビに対する感情的は批判はありません。

また、横柄な態度という側面では、バッファローズの件とは逆に、堀江社長の方が随分と横柄でした。
ビッグマウス的ユーモア」然り、ニッポン放送社員からの声明が発表された時の「言わされているだけでしょ」然り。
ヒーローも堕ちたものです。情けない話ですが。

こういう発言は、体制に不満を持つギャラリーを沸かせる一方で、関係者(殊、フジサンケイグループ企業従業員)に対しより一層、ライブドアに対する不安と不満を植え付けました。
曰く、「単なる乗っ取り屋とは仕事をしたくない」などと。

当然の反応だと思いません?
自分のことをああいう「ビッグマウス的ユーモア」で腐されてご覧なさい。
誰もがその相手に不快感を抱くでしょう。
例え、それが正論であっても。

この件を通して、相手の立場に立って考えることの出来ない子供っぽい輩が多いことに嘆きを禁じ得ません。
私は、周囲の人達から「相手の立場に立って物事を考えろ」と窘められていただけに、自分勝手な堀江社長やギャラリーの態度が一番不快に感じられます。

そういえば、ライブドアの一般社員はこの件をどう思っているのでしょうか?
全員が全員、「ホリエモンマンセー」とは思えないのですが。
尤も、フジサンケイグループ側も全てが全てアンチライブドアとは限らないでしょうけど。

今の日本は、行動力のない政治家と無駄にプライドの高い役人、そして、傲慢で愚昧な一般庶民に蹂躙され、国力も学力も落ちてしまっています。
将にオン・ザ・エッヂ―崖っぷちに立たされていますね。今の日本は。
悲しいですね。

ここ最近、堀江貴文氏に対する批判ばかり書き込んでしまっています。
別に、堀江氏が嫌いになった訳ではありません。
私は嫌いな相手を腐すほど暇人じゃありませんので(笑)

私は人を見限るときは寡黙です。
何を言っても無駄と感じて見限るのですから。
もし、本当にライブドアを見限るのであれば、このblog*1を畳んで他へ移転する所存です。