矛盾と逆差別

人権擁護法案

人権擁護という美名の下、「差別」の弾圧を行う法律だそうです。
以前、マスコミの規制を盛り込んだバージョンがあったのですが、各マスコミの圧力(?)で廃案となりましたが、今回のはネットでのものや創作作品中のものが主対象らしいです。

人権擁護法案と聞いていたので、てっきり、放置されがちなネット上での悪口雑言を取り締まるような法律かと思っていましたが、これ読んで考えが変わりました。

これじゃ、逆治安維持法ですな。
流石に与党内でも意見が二分されてます。
事実上の言論弾圧である「言葉狩り」で差別がなくなるとは到底思えません。
差別する側とされる側がひっくり返るだけで悲劇の繰り返しになるような悪法ですね。

マスコミがまともに取り上げない状況において、ネットでオルグ活動しても成果はないでしょう。
こうなったら、「目に見える形」での反対運動が必要です。
こういう法案を考える人達はネットのネの字も知らない「アナログ」な人達でしょうから。
「盗聴法」のときは「実績」のあった公明党の強力なバックアップやオウム教の事件の記憶があったこともあって成立したのですが、今回の法案は成立が微妙です。

与党のみならず、野党の側の動きにも注意が必要です。