漢字検定受けに行きました

1級と準1級を受けに行った

この前の日曜日、私は漢字検定を受けに行きました。
1級と準1級を受けに行ったのですが、1級は遅刻のため受験できず*1、結果的には準1級のみの受験となりました。
私は小学生くらいの頃、「漢字博士」などと言われたことがあり、漢字に関しては元々からの素養があったりしたので、いきなり、最高レベルの級にチャレンジした次第です。

法律や判例には難しい漢字が一杯出ている

今回、漢検を受けたのは、手書きで綺麗に早く字を書くトレーニン*2という意味合いもあったのですが、法律や判例には難しい漢字が数多く出ており*3、これの対策という意味でも受けてみました*4
余談ですが、京都大学の入試の国語の問題には明治時代の文献がよく出題されます*5
これも、法律や判例に出てくる難解な言葉に対して、文脈から意味を推し量ったり、或いは馴染みを持たせるという趣旨に基づくものでしょうか?*6

受験の所感

試験対策で問題集を解いてみて、自分でも案外知らない漢字語が多くあることに気が付いたり、PCでの入力をしているうちに字が書けなくなったりと、案外穴があることがよく分かりました。
元々の素養が他人より勝っているとはいえ、字を書いていないと漢字を忘れてしまうという感じでした。
また、四字熟語はかなり知らないものが多く、そこが最大の穴でした。
前述のように1級は受けていなかったのですが、準1級を受けてみて、自己採点*7したところ、取り敢えずは合格点に達していたようでした*8
司法試験の勉強期間は再来年までと定めていますので、論文試験対策の意味合いで、今度こそ1級の試験を受けてみたいと思います。

*1:開き直って、近くのマクドで昼飯を摂りつつ、試験勉強した

*2:論文試験対策にもなる

*3:それこそ、米谷達也氏の言うところの「判決文に出てくるミョーな語彙

*4:例えば、全農林警職法事件の判例の中において「慫慂」という難しい漢字の言葉があった。
読みや意味は各自で調べてみてください

*5:所謂近代文語文

*6:因みに、私は京大を1993年と1994年の2回、前期・後期とも受けているが、何れも不合格だった

*7:試験終了後、解答が配られる

*8:予め知らない漢字語でも、京大語学科目対策で鍛えた難解語意味推理能力を駆使して当てずっぽうながら正解だったものもあった