ハンガリーGP
やったぜ!バトン!
またまたフジテレビ721の実況を見るのをサボってしまったのだが、今日、RSSリーダーをチェックしたら、山田優がBlogでジェイソン・バトン初優勝の記事で大はしゃぎしていたので気が付いた次第である。
そういえば、山田優は数あるF1ドライバーの中でジェイソン・バトンが最も気に入っているという話をよく聞く。
よく考えてみると、ジェイソン・バトンが優勝したということは、日本のチーム*1が優勝したのだから、ある意味二重の喜びである。
常勝連中がまたも見当たらない
今回のF1グランプリは、優勝のバトンばかりか、表彰台の常連が一切表彰台に立たなかったサプライズがあったようだ。
因みに、2位はマクラーレンのペドロ・デラロサ、3位はBMWザウバーのニック・ハイドフェルトと、いつもの常連が何処へやらという感じである。
その常連達であるが、まず、前回アンハッピーバースデーを迎えたフェルナンド・アロンソはリタイヤ。
真紅の皇帝ミハイル・シューマッハーは9位と信じられないような成績だった。
不調が続くアロンソ
今シーズン前半、その勢い、WRCのセバスチャン・ロウブの如しなどと評した、アロンソだが、ここに来て、常勝神話に陰りが見え始めている。
今年のF1は、またアロンソのタイトル獲得かなどと思われたが、最新のポイントランキングを見てみると、前半戦の貯金があるお陰で、未だ不動の1位であり、フェリペ・マッサ以下に逆転される可能性は少ないものの、ミハイル・シューマッハーにだけは逆転される可能性がある。
以前も書いたように、私は軽いルノー嫌いなので、アロンソには勝って欲しくないのであるが、この調子でスランプが続くと、2年連続のタイトル獲得は水泡に帰することになる。
ドライバータイトル以上に波乱含みのチームランキング
チームランキングはルノーとフェラーリとが肉薄した戦いを繰り広げている。
昨年は、アロンソと共にルノーがチームタイトルを獲得したが、こちらはドライバータイトル以上に逆転される可能性が高い。
仮に、ドライバーランキングでアロンソが逃げ切れても、フェラーリのダブル表彰台入りが多いと、チームタイトルはフェラーリになる可能性が極めて高い。
ルノーのタイトル獲得は、昨年以上に困難になる気配である。
追伸
たまに他人のBlogを見ていると「バトン」なる遊びがあるようだが、F1関係でこの「バトン」をされると、ジェイソン・バトンと紛らわしくてかなわない。
*1:ホンダ