忘れた頃にやってきた事業報告書

イートレード口座にあった

前述タカラトミーは、カブドットコム証券口座の方で持っているのですが、三菱自動車の方は、投機目的で以前から持っていたイートレード証券の口座で持っていました*1
カブドットコムは長期保有目的であるのに対し、イートレードの方は短期の投機目的として使い分けており、昔は、上場廃止寸前のメディアリンクス株で大儲けした覚えがありますが、その後のライブドア株取引でその儲けが殆ど飛んでしまった記憶があります*2
また、イートレードの方は、実家にいた頃に作ったので、一人暮らしを初めて2年くらい住所変更手続きをしていなかった影響で、三菱自動車の事業報告書は実家の方に届いてしまいました。

繰り返される不祥事

三菱自動車というと、例のリコール隠し事件を思い浮かべる人が今尚少なくありませんが、つい最近、系列のトラック車体メーカーのパブコ絡みで、不祥事がありました*3
この事件が明るみに出たのが株主総会集中日*4の翌日というのが、何とも絶妙なタイミングですね。

新車で一時は上がった株価

私が三菱自動車株に手を出したのは、新車「i」の人気や別のblogWRC*5を取り上げていることなどからでしたが、前述のパブコの件を考えると、長期保有には厳しいようです。
タカラトミーの方は保有を続けていることから、配当が貰えましたが、三菱自動車の方は既に手放した後なので、事業報告書のみとなっていますが、保有を続けていても、WRCから一時撤退*6するくらいですから、無配だった可能性が高いと思われます。

本当に黒字体質に移行できるのか

もう既に株主ではないにも関わらず、事業報告書が来たので読んではみたのですが、為替相場の僥倖で営業損益が黒字化したことや、今年度は全ての損益項目を黒字化するなどと厳しい目標で望んでいるようですが、リコール隠し事件の記憶が冷めぬ間にパブコによる不正車検問題が出てきており、依然として、三菱自動車を取り巻く環境は厳しいものです。
WRCファンとしては2年後のラリーへの復帰が叶うのかどうかが関心事ですが、新型車攻勢が果たして三菱自動車の救世主となりうるかどうかはかなり疑問です。

*1:もう既に損切り状態で売却済み

*2:2004年8月までに全株売却済みだったので、例の騒動には巻き込まれなかっただけマシだった

*3:6月30日のニュース参照

*4:今年は6月29日

*5:世界ラリー選手権

*6:昨年12月に突然発表があり、2年後を目処に復帰予定