仮面ライダーカブト 第19話
城に住む人
仮面ライダーカブトとは一切無関係なのだが、私はレゴの騎士の王国シリーズの悪役ブラデックを巫山戯てサソードと呼んだことがある。
同じ蠍モチーフであることが由来であるが、恐らくはカブトにとって最大の敵となることや、前述のようにZECTのメンバーだったことを予想したこともあり*1、ブラデックとサソードを掛けていたが、今のところの共通点は「城に住んでいる」という所だけである。
俺様野郎だが弱さのある男
サソードになる神代剣だが、姉をワームに殺されたというトラウマから、ワームに敵対するようになったという。
この辺は、ワームに敵意を燃やす加賀美とそっくりである。
しかし、自分はこの世で一番偉いみたいなことを言い放つ俺様主義の所は「天の道を行き、総てを司る男」と良い勝負である。
序でに、サッカー、バスケット、バレーボール、卓球、ボウリングでも両者一歩も譲らない勝負をしていた。
ワーム1体100万円也
神代は前述のトラウマから、全てのワームは俺が倒すと意気込み、ZECTから報酬を受け取っている。
しかし、神代の目的はワームの殲滅のみにあるため、カブトを倒せだとか言われても、指図は受けないとばかり、はねつける。
天道の性格になった加賀美のようである。
カブトVSボウケンジャー?
影の衆と言われた忍者の末裔たちで構成された忍術を操るネガティブシンジケートとはダークシャドウのことであるが、こちらでもプレシャスを狙う新たなネガティブシンジケートが登場した…訳ではないが、怪盗シャドウとかいう意味深長なキャラクターが登場した。
正体は何と「謎の女」岬であるが、セパルチュラワームの特徴を考えると、この怪盗シャドウはワームを誘き出すための芝居ではなかろうかと思われる。
それにしても、今年の東映特撮では「影」を出しすぎている。
ZECTの精鋭組織の名前も確か「シャドウ」だったっけ。
ちょっとした冒険はまだまだ続く。
キャラが変わったのか?
怪盗シャドウの目的を田所から訊いたのか、ガタックゼクターに選ばれし者になるための伏線なのか、加賀美が積極的に怪盗シャドウに協力したのが意外だった。
尤も、最初のうちは、加賀美も怪盗シャドウに対して疑念を抱いていたが。
ビシッと決めた天道の一言
目的は何であれ、窃盗は悪である。
最近の仮面ライダーは子供には難解な内容が多く含まれており、その親を主なターゲット層にしているように見受けられるが*2、怪盗シャドウを英雄視されては困る。
そこで、すかさず天道は
人のものを盗む奴は、もっと大事なものをなくす。
と「おばあちゃん」の名言を言う。
しっかりと、教育番組が入っているのが素晴らしい。
序でに、次週ではサソードの方も「じいや」の名言が飛び出す予定になっている。
レゴ騎士の王国
サソードの人同様、こちらの蠍の人も城に住んでいる。