魔弾戦記リュウケンドー あいつがライバルだ

酷く扱き下ろしていた人がいて、気になったので見た

リュウケンドーのデザインは仮面ライダーギャレンに似ているなど、他の特撮の要素をふんだんに盛り込んだというのを再確認した。
しかも、放送時間帯が日曜の朝7時とあり、その後にマジレンジャーやらカブトやらが控えており、特撮3連荘だけに、どうしても他の番組との比較をしたくなる。
とはいえ、子供向けの番組に大の大人が目くじら立てて批判するのは如何なものだろうか。
それはともかく、第4話の感想に移ろう。

SHOTは大したことのない組織だ

真冬だというのに月見を楽しむあけぼの町の庶民がいるのだが、喋る月*1にいきなりSHOTのことを訊かれてびっくりするシーンから始まるのだが、あの町ではどうも月見は真冬の風物詩らしい。
それはともかく、敵にいきなりリュウケンドー達が所属する組織のことがばれるとは大したことはなさそうだ。
設定では、秘密組織っぽかったのだが、一般人に知られている時点で首を傾げてしまう。
ワームを倒しても新聞記事にさえならないくらい謎に包まれているZECTとは大違いだ。

明治時代に婦人警官?

剣二がジャークムーンとの勝負に拘る余り、暴走したのだが、撃退の後、罰として、資料整理をやらされていたら、剣二にしか見えない幽霊*2の資料が出てきた。
何と、あけぼの署の女性捜査官だったという。
しかも、女性の地位が低かった明治時代のである。
ここに婦人警官の歴史というのがあるのだが、実際に女性の警察官が登場したのは戦後である。
どうも、あけぼの町は日本ではない何処かの国のようだ。
そうでないと、真冬の月見といい、変な河童の地蔵といい、納得がいかないことが余りに多い。

ジャマンガはインフェルシアのパクり

ジャマンガの目的は人間のマイナスエネルギーを集めて、魔王を復活させるというどこかで見たようなものだが、この後すぐのマジレンジャーの敵*3と大差ない。
尤も、ン・マは復活済みであるが。
グレン・ゴーストが復活したら、こいつこいつを組み合わせたような姿になるのだろうか?

やっぱりギャレン

元々、楽天の方で書いたとおり、リュウケンドーのデザインが仮面ライダーギャレンに似ているとか、ジャマンガの名前はジャカンジャ*4に似ているとかで、全然期待していなかったのだが、その期待を未だに裏切っていない。
そういえば、Dr.ウォームのケツには蟻の腹みたいなのが付いているのだが、あれは「天外魔境II」に出てきた敵のボスを連想させる。
まあ、これは原作者が同じ*5だから良いとしよう。
期待を裏切る展開に期待したい。

*1:正体は当然、ジャークムーン

*2:栗原小町

*3:インフェルシア

*4:ハリケンジャーの敵

*5:広井王子