日本GP結果
予想では
優勝はラルフ・シューマッハ選手のポール・トゥ・ウィンか或いはジェイソン・バトン選手かと言われていた。
が、結局はルノーとマクラーレンによって上位を占められ、ある意味いつも通りのF1だったが、予選結果及び下馬評が覆されたような形であった。
いきなりセーフティーカー
レース開始直後、ファン・パブロ・モントーヤ選手がリタイヤ。
事故処理に手間取り、何と、6周近くもセーフティーカーが走る。
BARホンダ、表彰台ならず
優勝の可能性が高かったバトン選手だが、12秒近いピットストップで1ストップ作戦かと思ったが、実は2ストップだったという。
最初のピットストップがあんなに長くなければ、表彰台も狙えたというのに残念な結果になった。
一方の佐藤琢磨選手は、途中ヤルノ・トゥルーリ選手の車に衝突。
トゥルーリ選手はここでリタイヤとなってしまう。
琢磨選手はその後も調子が上がらず、最終的には13位という極めて遺憾な形で終わってしまった。
世代交代!?
中盤、フェルナンド・アロンソ選手とキミ・ライコネン選手とミハイル・シューマッハ選手のバトルばかりが延々と流されていた。
この戦いもなかなかの見物で、ファステストを出しながらもなかなかミハイル選手を追い越せないアロンソ&ライコネン両選手の苛立ちというかじれったさが伝わった。
途中、各選手のピットストップで順位が入れ替わり立ち替わりしていたが、結局、まずはアロンソ選手が、そしてライコネン選手がミハイル選手を抜かしていった。
マイペースに上位キープのフィジケラ
ルノーのフィジケラ選手であるが、こうした波乱を余所に、マイペースに上位をキープしていた。
最後1周前にライコネン選手に追い越されたのだが、結果は2位。
ルノーはアロンソだけではないことを立証した形となった。
後ろから強烈に追い上げた2人
今回表彰台入りした、ライコネン、アロンソの両選手は予選でのコンディションの悪さから後ろの方のグリッドに位置していた。
しかし、結局はいつものように表彰台に入った。
マシンと選手の力を持ってすれば、例え後ろの方のグリッドでも勝ってしまう。
この両選手に限れば、予選で駄目でも決勝で勝ってしまうという特徴があるようだ。
勿論、トラブルがなければの話であるが。
次回は
いよいよ、今年最後のF1グランプリとなる中国GPである。
ドライバーズタイトルは既にアロンソ選手に決まっているが、コンストラクターズタイトルがルノーなのかマクラーレンなのか決まっていない。
泣いても笑っても次週が最後の戦いとなる。
トゥルーリとの接触の件で佐藤琢磨の成績抹消
Yahoo!(共同通信)
トゥルーリ選手との接触の件で、トゥルーリ選手リタイアの原因を作ったとして、佐藤琢磨選手の成績が抹消されてしまった。
佐藤琢磨選手は、今シーズン妙にトラブルが多くスランプになってしまっている。
何とも哀しいが、哀しみを乗り越え、来シーズンでの活躍を期待したい*1。
*1:まだ中国GPがあるけど…