ラリージャパン

母国のラリーで気合いが入るスバルと三菱

スバルも三菱も母国のラリーとあって、気合いが入りまくる。
三菱は昨年出場しておらず、母国でのラリーは意外や意外初となる。

SS1から快調にかっ飛ばすソルベルグだが

殆どのSSでソルベルグ選手が快調にかっ飛ばす。
日本じゃ、ローブ選手なぞ怖くない。
尤も、ポディウム圏内で十分にタイトル確定なら、余裕の走りなのだろうが。>ローブ
グロンホルム選手がソルベルグ選手を追うが、なかなか追いつけない。
そんなソルベルグ選手の優勝間違いなしのレースだが、SS25でコース中に転がっていた岩にぶつけてコースアウト!
しかも、車を木にぶつけてそのままリタイアとなってしまった。
全SSは26のラリージャパンであるが、その1つ手前での出来事故、極めて遺憾な結果となった。

トラブル多発の三菱陣営

ポディウムを狙うに申し分ない戦いを繰り広げていた三菱軍団だが、SS22で、ハリ・ロバンペラ選手の車が電気系統のトラブルでスローダウンしてしまい、大きく順位を落とす。
しかも、SS23でも同じようなトラブルが再発するが、チームメイトのジャンルイジ・ガリ選手がサスペンションを傷めたこともあり、ロバンペラ選手は総合6位に浮上する。
サービスで電気系統のトラブルを解決したロバンペラ選手は札内のスーパーSSでローブ選手と同タイムをマークした。
一方のガリ選手はSS23でリタイアとなった。

ローブ選手はトラブルもなくタイトル確定

シトロエンセバスチャン・ローブ選手であるが、慎重に走り、これといったトラブルに見舞われることなく、ポディウム圏内に入り、2位となる。
よって、ローブ選手のタイトルが確定した。
だが、残念なことにシトロエンは今年一杯でWRCから撤退すると噂されている。
クサラの走りが見られなくなるのが残念だ。

敵討ち成功

前回ラリーGBで「ビーフ」ことマイケル・パーク選手を亡くしたプジョーだが、ソルベルグ選手のまさかのリタイアの影響でマーカス・グロンホルム選手が優勝を果たす。
ビーフの敵討ちが成功した。
泣いて喜ぶプジョーの面々に感動した。
一方、まさかのリタイヤを喫したソルベルグ選手の敵は序盤から追い上げ、一時は総合1位にもなったクリス・アトキンソン選手の3位獲得という形でとった。
こちらも敵討ち成功である。

シュコダで参戦したミッコ・ヒルボネン

昨年のラリーではスバルに所属していたミッコ・ヒルボネン選手は今年はラリージャパン限定でシュコダから出場。
チームの期待を背負ったものの、SS7のゴール手前10km地点でストップしてしまい、そのままリタイアとなった。

PCWRCについて

前の記事参照。