自宅サーバーの歴史と展望
前回、うちには自宅サーバー*1があるという話をしたが、自宅サーバーの検討は2000年頃からで、その後の紆余曲折を経て、2003年より、一応運用を開始した。
正式運用には些か不安もあることや、コンテンツの構築*2が一向に進まず、また、サーバー運用の技術研究を重ねる目的もあり、正式に公開はされていない状態にある。
しかも、先月末にHDDが故障したことを考えると、データのバックアップをどうするのかという課題を突きつけられてしまった*3。
サーバーマシンは小型ベアボーンを利用
2003年より運用している自宅サーバーであるが、MicroPC EES-3610という小型ファンレスのPCベアボーンキットの自作マシンである。
現在は既に、生産が終了したものであるが、これを選んだ理由は、
という3点であるが、小型故に、RAIDを組んでディスクの信頼性を高めるようなことができず、正式運用ではやはり、大きさは嵩張るが、RAIDとかを組めるようなものにしなくては困るだろう。
OSは、TurboLinux 8 ServerからFedora Core 5に
OSは当初Fedora Core 1であったが、自分はどちらかというと、KDEのインターフェースに慣れていた*4ので、やっぱり、TurboLinuxの方が良いとして、TurboLinux 8 Serverにした。
尚、この前のサーバー再建で、Fedora Core 5にしたのは、当初、TruboLinux 10 Serverを導入しようと考えたが、ここ最近の緊縮財政政策で、予算が降りず、結局、参考書*5付きで数千円程度で買えるOSパッケージ(?)にしたためである。
HDDは容量だけ増えた
HDDは最初に組み立てたときのと同じ店*6で、同じメーカー*7の同じ回転数*8で容量が+20GB*9になったものに変わった。
小型PCなので、ノートブック用の2.5インチHDDにしか対応していないので、3.5インチのような安価な大容量ディスクがないのが辛い。
自宅サーバーのドメインはリンクにある「tomocky.net」ではない
今現在、私は「tomocky.net」というドメインを保有しているが、こちらは一応公開されている*10ものであることや、元々、JustnetのMyDomainパック*11で取得したものであることもあり、ここで述べている自宅サーバーに使われているものではないので、悪しからず。
因みに、現在の自宅サーバーのドメインはlivedoorで、前述の「tomocky.net」とは全く別のものを取得した。
尚、livedoorで取得したドメインは一応正式運用状態になっていないため、このBlogでは紹介しないでおく*12。
*1:因みに、ビールとかを注ぐサーバーはありません
*2:ネタは架空鉄道とか玩具とか色々あるのだが
*3:故障したHDDからデータは当然、吸い上げることはできない。
*4:クライアントのLinuxマシンはTurboLinuxシリーズだから
*5:と
2冊になったのは、当初、「Fedora Core 5で作る最強の自宅サーバー」の方のみだったが、こちらではIPマスカレードに対応していないので、別の本を買う羽目になったため。
*7:HITACHI
*8:5400rpm
*9:40GBから60GBに増えた
*10:とはいえ、コンテンツは全くできていない状態
*12:セキュリティ上の不安がまだ残っているため