仮面ライダーカブト 第16話
先週の続編
今週は天道寺総司郎などという分かりやすい偽名を使用して、シャドウの隊長になった天道が若林に擬態したワームを探り出すというものである。
病院に潜入する天道
以前、天道が入院したとき、知らぬ間に医者を診察するという訳の分からない展開があったが、何気に天道は医療についての知識があるようだ。実は医学部を出ているのではないのかとさえ思える。
一方の加賀美は患者として潜入するが、訳の分からない症状を言うだけでおぼつかない。
結局、この「患者」を診察するのは天道になるのだが。
潜入捜査といっても、随分と本格的なことをするものだ。
おばあちゃんが言っていた。「敵を欺くのなら誠意をもって欺け。」
ということか?
尤も、そのような台詞は劇中には出てなかったが。
ワームと契約した若林
先週、
鉢合わせした2人の若林は実は2人ともワームではないかと思える。
そして、オリジナルの若林は既に殺されているのではなかろうか?
と書いたが、実はオリジナルの若林は生きていた。
しかも、見抜いたポイントが緊急オペの前に看護婦に気合いを入れて貰う癖があるというところからなのだから凄い。
ただ、偽若林が緊急オペをやるシーンは出ていなかったので、天道がそれを見破るまでのプロセスがきちんと描かれていなかったのが遺憾である。
偽善者のワーム
偽若林は何と3人もいた。
何れもワームであるが、我々は今まで何人もの患者の命を救ったなどと豪語してしまうのは善意の存在をアピールする悪役らしい。
尤も、天道はその裏で人を襲っては話にならないと一蹴するが。
落ちぶれる影山
新隊長の天道寺を疎ましく思う影山は大介の前を全速力で駆け抜け、ザビーに変身する。
それを見た大介はドレイクに変身して応戦する。
このままでは影山冴子*1同様の悪役になりかねない影山瞬であるが、今回は以前の矢車以上に半狂乱になっていた。
しかも、罰として皿洗いをさせられていた影山は加賀美に注意されるくらい出来が悪いキャラに成り下がっていた。
更に、若林に擬態していたワームと戦っても、クロックオーバー前に止めを刺せないまま、変身が解かれてしまう。
何故かザビーに変身してしまう三島
そこへ通りかかった三島が、ザビーゼクターをハイジャンプで掴んでザビーに変身し、ワームを倒す。
ザビーの資格者が変わったわけではないが、何故か三島はザビーゼクターを捕まえることができるようだ。
今後のストーリーの伏線なのだろうか?
*1:仮面ライダーファイズに登場したロブスターオルフェノク